築地・すしざんまいで芸術の秋

久々に築地のすしざんまい本陣にでかけました。
活気ある本店もおもしろいけれど、規模は小さいながらゆったりと落ち着いていただけるこのお店はやはりおしゃべりも楽しみたいときに最適です。
今日も、先に来ていらしたお客さん（あとで聞くと、元航空会社ＣＡで今はどこかの教授をされているらしい、おとしは重ねていらっしゃるけれど素敵なおふたりでした）と板前さんも交えて和やかなひとときになりました。
お客同士でも前から知っていたようなそんな気分にさせるのも、このお店の程よい空間の魅力です。

おなかも落ち着いてきたころ、さりげなく板前さんがプレゼントしてくれたのは・・・

 　　　　　　　　　　　　　　　　　おお、上握り、１人前！　ごちそうさまです！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ん？

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コインとの比較デス！　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おお、芸術だあ！

おひなさまにお供えするくらい小さな握りずしでした。
握りのお刺身もすべて、まさに縮小コピーなみのカッティング。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネギトロ巻も、この小ささ！

ちなみにいちばんたいへんなのは、たまごの帯の海苔だそうです。
ピンとのびた海苔の断片を巻きつけるのがたいへんだとか。

このあとめっちゃくちゃ辛いわさび巻にまたまた挑戦しましたが、Bobに言わせると「口先でなく口の奥のほうに置いていただくと衝撃が緩和される」とか、鼻を思いきりすすりながらいただくと涙がでないとか、Ryuに言わせると「攻略法をついにみつけた」我が家です。

でも、板前の元木さんがわさび巻とともに添えて出してくれたトロのお刺身、ツーンと頭にきたときこれを含むと、たしかにみごとに口の中がまろやかにまろやかに変化します。　　　　　　　　　　スゴイ！

すしざんまいのあの名物の社長とともに元料理長として貢献してこられた元木さん、いつも夜は２階のここにいらっしゃるそうです。
お人柄も楽しく温かい彼のおかげでみんなでいっそう楽しい夜になりました。